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有限の美徳について

みなさんこんにちわ^^

 

無限の命と有限の命、どちらの方がいいですか?

 

結論、「今」しか関係ないので、無限でも有限でも一緒。

 

目次

 

<有限の美徳について>

有限について語るには、無限と比べる必要がある。

なぜなら有限と無限は対を成しているからだ。

有限とはいいかえると「限りが有る」という事。

無限とはいいかえると「限りが無い」という事。

 

例えば命について。

命とは有限のものである。

無限の命など存在しない。

 

仮に無限の命があったとしたら、つまり永遠に生きる事ができたら、どうゆうことになるか。

いくら無限と言っても一瞬一瞬は有限である。

同じ瞬間は訪れないし、同じ瞬間が無限に続くことはない。

つまり無限の命であっても、中身は有限の無数の塊であると言える。

違う人生を何回も何回も生きることに似ていると思う。

つまり、無限の命であっても、細分化するとそれは有限の命と何ら変わりない。

 

むしろ、「死ね」という事ができないので、

逆に、無限の命は有限の命よりも出来る事が限られているようにも見て取れる。

 

<終わりがあるからこそ中身が充実する>

無限に続くマラソンを誰が見るだろうか。

終わりを目指す、終わりがあるから充実する。

 

30年の命と50年の命、どちらがいいか?

考えてみてください。

僕はどっちでも一緒だと思う。

30で死んだからといって、幸せでないとは決して言えない。

50まで生きれたからと言って、幸せだとは断言できない。

つまり、有限の命だろうが無限の命だろうが、人生の長さは幸せとは関係ない。

人生を幸せを体感する行為だとすると、長さは関係ない。

むしろ長い方が幸せを感じ続けるのは難しいだろう。

 

1日を充実した生き方をするのと、

10年を毎日充実した生き方をするのと、

100年を毎日充実した生き方をするのと、

どれが一番簡単だろうか?

 

今日が最後の一日だとしたら、どう過ごすだろうか?

後5年しか生きれないとしたらどう過ごすだろうか?

後10年しか生きれなかったとしたら?

後50年しか生きられないとしたら?

 

どれだけの余命があろうとも、

今、生きる事ができるのは「今」だけである。

5年後の今日、何をしたいか、また何をしているかなんて分かりえない。

今をどう生きたいのか?また、その先に何を見据えるのか?

それが重要であり、それは有限の方が意識しやすい。

 

目標を持たず、意志を持たず、目的を持たずに過ぎていく時間は、

ただ時間を浪費しているに過ぎない。

 

人生で一番幸せを感じた瞬間が過去にあると思っている人がいたとしたら、

その先、それ以上の幸せを感じることができなければ、それ以上生きていく

意味があるのだろうか?

 

この先に幸せを作らなければ、昨日より今日の方が幸せだと感じ続けなければ、

それ以上生きていく意味はあるのだろうか。

 

なので、人生の一番大事な部分は、

何を手に入れるたかではなく、どう生きるかである。

何を意識して、どう生きるか。

どうゆう自分でどうゆう生き方をして何を目指して今を生きるか。

そこに収束すると僕は思う。

 

人間とは、期限ぎりぎりまで時間を使おうとする習性がある。

本気をだせば1日で終わることでも、

期限が5日あれば、5日まるまる使ってしまう。

そんな経験みなあるのではないだろうか?

 

それだけ期限設定は大事であると言える。

 

<目標設定>

目標を決める事の意味について詳しく書いています↓

blog.50worlds.com

何事も期限を決めて、期限内でベストを尽くす。

それが、目標を設定すると、中身が充実するからくり。

 

目標の作り方はある程度決まっている。

SMARTの法則に沿って行うのがいい。

 

簡単に説明すると、

SMARTの法則は目標設定がきちんとできているかどうかを判断する5つの基準で成り立っている。

Specific 具体的であるかどうか?運動ができるようになるよりも、足が速くなるという方が具体的。

Measurable 目標達成したのかハッキリわかるかどうか?足が速くなるだと、判断しづらい。「100メートルを12秒台で走れるようになる」だと、ハッキリ達成したかどうかがわかる。

Achievable 達成可能かどうか?100メートルを8秒台で走れるようになるという目標は達成不可能なのでAchievableではない。達成できるかできないか、頑張れば出来る内容であり、達成できた時の自分が想像できる内容でないといけない。

Relevant 自分に合っている目標かどうか?運動が好きで運動関連の目標を立てるのに、将棋で全国一位になるみたいな目標だと、自分に合っていない目標になってしまう。この目標、自分の生き方に関係あるか、自分に合っている目標かどうかも重要。

Timebound 今回の記事で説明してきたとおり、期限が設定されているかどうか。3か月後までに100メートルを12秒台で走れるようになるなど、期限を決めないと、いつまでもずっとやっている感じになる。間延びしてしまう。また、目標の細分化もできない。3か月以内だと、では2か月後にはどうなっていないといけないか?1か月後は?1週間後は?という風に細分化できるが、期限がないと細分化できない。

 

細分化について詳しく書いています↓

blog.50worlds.com

 

<命を掛けるとはどういうことか?>

これはめちゃくちゃ面白い内容。

このご時世、命を掛けて何かをやっている意識ある人ほぼいないと思います。

普通に生きていれば、今日死ぬかもしれない、死んでもこれを成し遂げたいと

思うことなんてほとんどないのではないでしょうか?

自分の命に代えてもやりたいことありますか??

 

パッと聞かれても、分からない人がほとんどだと思います。

僕もそうです。今日死ぬなんてあまり現実的ではないし、

考えなくてもいいことだとさえ思っています。

 

ここで、戦国時代の武将達の身になって考えてみましょう。

彼らは、戦(いくさ)を生業としています。

戦は死ぬこともあります。

もし、まだ死にたくないと思っていれば、戦になんていかないですよね?

死ぬリスク高いし。

死にたくないのに、戦に連れ出されたら、

死なないように立ちまわって、

死を感じたら怖すぎて、恐怖に震え上がって、逃げ回って、戦いどころではないと思います。

 

そんな中、当時の武将達は死に対してどのように考えて戦に臨んでいたのでしょうか?

僕なりの考えをお伝えすると、武将達は命を掛けないと戦には勝てない物だという価値観を持っていて、命を掛けていい物だと感じていたのだと思います。

勝つ為になんでもする、その中で死んでしまったら、仕方ない。それまでだということ。

今の時代でいう、「失敗」みたいなもんです。

失敗に恐れていたら何もできないってよく聞くように、

死を恐れていたら何もできないみたいな、死を今よりも身近な物と考えていたと思います。

 

後は、自分の家を繁栄させる為です。

戦で名を馳せて家を大きくしていきます。

家を存続させるために戦うのです。

家を背負う。自分一人の命よりも大きな物を背負っているという自負があったのではないでしょうか。

 

あとは、今でいう、株で勝負するとか、新しい事業で勝負するとか、

そんなものなかったので、そんな感覚で、戦で勝負するみたいな。

そんな感じだったのではないかと想像します。

 

<死生観>

僕は別に今死んでもいいと思っている。

今死にたいということではない。

今好きな様に自由に生きているし、

将来の為に生きているわけではない。

目標はあるが、目標を目指して「今」を生きていて、

その「今」こそ大切にしている。

老後の人生が楽しみで、辛いサラリーマン生活をしている人が、

50代で死んでしまったら、なんか無念を感じる、

こんなに将来の為に今を犠牲にしていたのに、

その犠牲が無駄になってしまったみたいな。

僕はそうではなく、老後の為に生きているのではなく、

単に今の為に今を一生懸命生きている。

 

今を本気で生きる。これに尽きると思っている。

 

投資だって、将来の為にやるのではなくて、

今を安心して生きる為に行うものですよね。

それか、今を楽しみな気持ちで満たす為とも言えるかもしれない。

 

人は簡単に死ぬ。死を身近に感じる。

そう思うからこそ、命を大切に生きる事ができると思います。

 

<映画「The Old Guard」を観て>

Netflixオリジナル映画の「The Old Guard」

 

※以下ネタバレ含むかもしれません。

 

これは一見、死ぬことができない無限の命を持ち合わせた人達の話に見えるが、

実際は何千年かを無敵に生きる事ができる人達の話である。

一応終わりはある。殺されても何回でも生き返って傷も癒えるのだが、

あるとき突然傷が癒えなくなる。

この映画を観て、何千年もの長い人生も、50年ほどの人生も、大差ないと感じた。

人生は長さではないと思った。

なぜなら、ずっと無敵だった人が、ある日傷が癒えなくなったとき、

そこで、あ、あと数十年しか生きる事できないなと悟って、

そして、その後の数十年は結局、普通の人と一緒の数十年だから。

さらに、人生は「今」を生きることしかできないので、

普通の人間が感じる「今」と大差ないなってこと。

 

「今」を意識してい生きる。

 

 

The Old Guard #1 (English Edition)

The Old Guard #1 (English Edition)

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます☆